Temuはどこの会社？アメリカor中国？｜運営会社とグループ企業一覧まとめ

「アメリカ発！」と言われているTemuですが、親会社はPDDホールディングスという中国発の会社で、現在はアイルランドのダブリンに移動しているという複雑な状況になっています。

そこで今回は、Temuを運営しているのはどこの国の会社なのかを解説します。

Temuは中国の会社だと言われたくないようで、それが複雑化の原因になっています。

内部がどうなっているか確認してから利用したい方は、ぜひ最後まで読んでください。

Temuはどこの会社？｜親会社PDDホールディングスは中国からアイルランドに移動した

利用規約を見てみると、ユーザーはシンガポールの会社「Elementary Innovation Pte. Ltd.」との契約で買い物することになっています。

プライバシーポリシーを制定しているのは「Whaleco Technology Limited」というアイルランドの会社です。

もうこの辺から分ける理由もわかりませんが、おそらく法的に運営しやすいようにしているんだと思います。

どちらも親会社はPDDホールディングスです。

PDDは「拼多多（ピンドゥオドゥオ）」の略で、中国国内でこの名前のECサイトを運営しています。

つまり、Temuはピンドゥオドゥオの世界版、ということです。

PDDホールディングスは中国・上海にできた会社でしたが、2023年に本籍をアイルランドのダブリンに移しています。

アメリカのボストンには、Temuを運営しているとする「WhaleCo Inc.」という会社があります。

「アメリカ発のショップだよ！」と自称していますが、ここまでわかると「いや、中国の会社だろ！」と突っ込みたくもなります。

しかし、様々な人種が生活しているアメリカでは、「中国人が経営しているなら中国企業」となると人種差別になる可能性が高いです。

これを利用して、Temuは中国との関連性をできるだけ広めないようにしている感じです。

私個人の感想としては、無理に隠そうとして逆に嫌らしくなってるなぁ、と思っています(笑)

PDDホールディングスのグループ企業一覧｜結局、アメリカじゃなくて中国の会社です

Temuの親会社PDDホールディングスのグループ会社を見てみると、なんとなくどんな体制で運営しているのかが見えてきます。

一覧にまとめたのでご確認ください。

やっぱり中国の企業が、アメリカや他の国々にも会社を持っているという構図です。

変に隠すよりも「中国の会社で頑張ってます！」って明確にして、Temuのサービスクオリティを上げる方が良い感じもしますが、社会的には中国企業ではない方が良いということなんでしょうね。

Temuはできるだけ中国との関連性を隠したい｜アフィリエイトの詳細からわかったこと

Temuは様々なアフィリエイトサイトに登録されています。

その詳細には、「中国やピンドゥオドゥオとTemuとの関係についての言及は控えてほしい」と書かれていました。

そんなこと書いてあったら余計に怪しいと思うのですが(笑)

私はTemuのヘビーユーザーですが、どんどん商品やサービスのクオリティが上がっていますし、中国企業のイメージすら上げていると思うので、そこは隠さず「中国の企業だ！どうだ！」と胸を張って欲しいです。

ただ、世界に広めていくとなると、中国企業であることが足を引っ張ってしまうんでしょうね。

ということで、Temuは中国発祥の企業が作ったECサイトであり、アメリカやアイルランドにグループ会社がある、という形になっていました！