Temuはウイグル人を奴隷のように労働させて製品を生産してるの?
Temuで買い物をしたら強制労働を促すことになる?
中国にある新疆ウイグル自治区で強制労働が行われていると話題になったのが2020年のこと。そこで生産された原料や製品を利用している企業は「強制労働をさせている」と表現されて伝わっているのが実情です。
オーストラリア戦略制作研究所(ASPI)の発表では、少なくても83社が強制労働から生産された製品を使っているとされています。Temuはその中に含まれておらず、最近その可能性が指摘されてアメリカが監視していますが、輸入禁止などの措置には至っていません。
Temuで販売されている製品が、新疆ウイグル自治区で生産されたものを利用している可能性は高いですが、全ての商品が該当することは無さそうです。
誰もが知っている日本の大企業も、新疆ウイグル自治区から輸入した原料や製品を使っていた過去があり、発表された企業リストにはユニクロも入っています。気付かないうちに我が家でもその製品を購入している可能性がありそうです。
「Temuで買い物をしても加担することにならないか?」という枠組みで考えるのも大事ですが、どんな製品がそれに該当するのかを頭に入れておく方が重要だな、と感じています。
- 劣悪な生活&労働環境で働くウイグル人強制労働問題
- 超有名日本企業も利用してしまっている
- ユニクロが販売してた新疆綿シャツはアメリカで輸入禁止になった
- Temuで買い物をしたら強制労働に加担?鵜呑みにできない理由
少し深めに学んで、Temuでの買い物を考えていきたいと思います。
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ウイグル人の強制労働問題とは|強制収容→工場で労働
ウイグル人の強制労働問題が話題になったのは、2020年3月にオーストラリア戦略制作研究所(ASPI)が発表した内容からです。
中国政府が民族同化を目的に運営するウイグル人強制収容所があり、安く原料や製品を生産し、それを少なくともグローバル企業83社が利用しているとのこと。
大事にしたい論点は、何が問題になっているかです。
収容されるのは罪の無いウイグル人で、夜中に急に自宅に押し入り手錠をかけられて連行されるとか、16平米程度の部屋に20人が収容されて生活しているとか、奴隷的な環境での生活や労働が問題になっています。
ここで問題になっているウイグルとは、1955年に中国北西にできた新疆ウイグル自治区のことです。ウイグル人の人口は約1000万人と言われており、約300万人が収容所に監禁されている状態という情報もあります。
ウイグル人強制労働に加担している企業の中には大手日本企業も…
ASPIが発表した加担企業は、少なくとも83社。海外の企業だと、アマゾン、グーグルが普通に入っています…。PC関連のマイクロソフト、アップル、服飾系だとアディダス、ナイキ、車関係はBMW、ベンツ。
もうこの時点で「Temuで買い物して大丈夫なの!?」とか言ってられません。
中国の綿は世界で20%のシェアがあり、そのうち90%弱が新疆綿と呼ばれる新疆ウイグル自治区で生産された綿です。
つまり、これを使って製品を作ると「強制労働への加担」となるので、安い綿をつかった製品は、強制労働に気付かないうちに加担してしまっている可能性が高くなります。
直接工場を持って経営しているわけではありませんが、「安いから仕入れた」→「あなた強制労働で製品作ってますね?」というのが世界の見解です。
こうなってくると、日本企業も怪しいのは当然です。ASPIの発表では、ユニクロ、良品計画、三菱電機、任天堂、パナソニック、ソニー、TDK、東芝、日立製作所、シャープ、ジャパンディスプレイ、ミツミ電機が入っています。
家の中にどれか1社の製品は、どの家庭にもありそうですね…。
ユニクロは2023年に生産業者を集約するとして、新疆綿を利用しない方向に進めています。
新疆ウイグル自治区の状況を知らずに使っていたという企業も少なく無いと思いますし、これから世界的に改善していこうという段階に入ったんだなという印象があります。
Temuで買い物をしたら強制労働に加担したことになる?|ウイグル強制労働の”噂”を鵜呑みにできない理由
※強制労働は無くすべきだという前提でのお話です。
最近の流れとしては「Temuはウイグル人強制労働によって作った製品を販売しているから買うな!」となっていますが、鵜呑みにできない点もあります。
アメリカ政府は、強制労働によって作られた製品はウイグル強制労働防止法を犯しているとして輸入を許可していません。これは、ユニクロの新疆綿を使ったシャツを輸入禁止にした経緯からもわかります。
しかし、Temuは強制労働による製品をアメリカに輸出しないと明言していて、アメリカも今のところTemuで販売されている製品を全て輸入禁止にはしていません。監視するに留まっています。
つまり、確定的な証拠は無いということです。
私の見解としては、強制労働によって生産された原料や製品は販売されていると思いますが、全てがそうでは無いという感じだと思っています。
「可能性があるなら完全に利用するな」ということになると、上記で上げられている企業の製品はすべて購入できなくなります。任天堂が入っているのでゲーム好きの私としては死活問題です(笑)
企業やショップで分けるのではなく、ひとつひとつの製品を自分の目で見極めていく必要がありそうです。私は今後もTemuを利用しますが、強制労働問題に加担しないように注意をしていくつもりです。
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